境内のご案内/春日の杜散歩/二之鳥居から南門

二之鳥居をくぐれば、いよいよ神域の感が強くなります。


| 1 | 車舎・祓戸神社・二之鳥居 |
| 2 | 祓戸神社の大イチョウ |
| 3 | 藤の絡む脇道 剣先道 |
| 4 | 森を縫う祢宜道 |
| 5 | 着到殿から南門 |
| 6 | 青龍滝と白藤滝 |
| 7 | 南門の枝垂桜 |
■車舎・祓戸神社(はらえどじんじゃ)・二之鳥居
貴族たちは、車舎に牛車や馬を繋ぎ、祓戸神社で身を清めてから二之鳥居をくぐりました。今も祓戸神社には、祓串が置かれていますし、横には鹿の手水所があります。


■祓戸神社の大イチョウ

イチョウは社寺境内に多い木、奈良公園に巨木が点在します。このイチョウは、祓戸社のたたずまいとマッチして、特に黄葉の秋には美しい景観となります。
■藤の絡む脇道 剣先道(藤鳥居を通って慶賀門へ)

祓戸神社から斜めに分かれる道が剣先道で、分かれ道には扇形に敷石があり、 要の部分の石をよく見ると剣形になっているのでこの名があるとされます。 昔から先端の石は踏んではならないと巷間伝えられています。
春日祭のときは、藤原姓の人はこの道を通り、藤鳥居をくぐって本殿へ進みました。 この名前も、藤原氏ゆかりの藤の花がかかる鳥居だったからでしょう。
現在でも藤の老木の多いところです。 鳥居を抜けた左手石灯籠の後ろにとぐろを巻く太い藤の根が見えます。 蔓は道の上空を横切って向かいの杉に絡みついています。花の季節には遠く離れたところからも白い藤が ご覧いただける本殿への近道でもあります。
春日祭のときは、藤原姓の人はこの道を通り、藤鳥居をくぐって本殿へ進みました。 この名前も、藤原氏ゆかりの藤の花がかかる鳥居だったからでしょう。
現在でも藤の老木の多いところです。 鳥居を抜けた左手石灯籠の後ろにとぐろを巻く太い藤の根が見えます。 蔓は道の上空を横切って向かいの杉に絡みついています。花の季節には遠く離れたところからも白い藤が ご覧いただける本殿への近道でもあります。
■森を縫う祢宜道(ねぎみち)

二之鳥居から南門までの右側の森には、春日社の神官が住んでいた高畑方面に通じる道が通っていて、 上から、上の祢宜道、中の祢宜道、下の祢宜道と呼び、特に下の祢宜道は、ささやきの小道の通称で親しまれています。 どの道も馬酔木(アセビ)が多く茂り、イチイガシなどの巨樹も点在する静かな道です。 森を通って、若宮神社、奥の院方面へ行くことも出来ます。
■奈良市指定文化財イチイガシ巨樹群![]()

春日大社が創始された8世紀頃には、御蓋山(みかさやま)の麓から飛火野にかけてイチイガシを 優先種とする照葉樹林が広がっていたと考えられています。
現在も境内にはあちこちに巨樹がたくさん生育していて、幹周り3mを越える23本が奈良市の指定文化財に指定されました。 上中下の祢宜道にもその巨樹が点在しています。 その中の1本で、災害にあって倒れたにも関わらず、横たわったまま、その幹が龍の横たわる様の姿でそびえ立つ、 特にめずらしい形態の「臥竜のイチイガシ」が、萬葉植物園内でご覧いただけます。
現在も境内にはあちこちに巨樹がたくさん生育していて、幹周り3mを越える23本が奈良市の指定文化財に指定されました。 上中下の祢宜道にもその巨樹が点在しています。 その中の1本で、災害にあって倒れたにも関わらず、横たわったまま、その幹が龍の横たわる様の姿でそびえ立つ、 特にめずらしい形態の「臥竜のイチイガシ」が、萬葉植物園内でご覧いただけます。
■着到殿から南門


着到殿のあたりから参道は勾配を増して、石段となります。 石段を上ると正面は御蓋山の森となります。 左手が、御本殿の正面玄関である南門です。
この辺りは、古い石灯籠も密集して、春日社に対し古くから多くの人々が、信仰を寄せてきたことを実感される所です。
この辺りは、古い石灯籠も密集して、春日社に対し古くから多くの人々が、信仰を寄せてきたことを実感される所です。
■青龍の滝と白藤の滝

神道では身を清めるためにも、神様のお供えを作るためにも清浄な水が欠かせません。 水谷川の水を引いて廻廊内をくぐらせた水は、廻廊の一郭にある榎本神社の下から流れ落ちます。 これを青龍の滝と呼んでいます。 明治8年、水が参道の下を横切り、南の岸を流れ落ちるようにし、白藤の滝ができました。 一時は水が流れなくなっていましたが、近年、元の姿に復されました。
■南門の枝垂桜

枝垂桜の古木で、上方の一部が切断されていますが、花のつきはよく、灯籠や朱色の南門に花がかかる様は大変美しく、毎年写真を撮りに来られる方も多いスポットです。
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