国宝殿
Kasugataisha Museum
春季特別展 ―源氏物語の時代― 平安王朝の栄華

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開催期間

前期:2024年4月6日(土)〜2024年6月9日(日)
後期:2024年6月11日(火)〜2024年8月4日(日)

開館時間

10:00~17:00(16:30受付終了)

休館日

令和6年6月10日(月)

拝観料

一般500円、大学・高校生300円、中・小学生200円、団体(一般のみ)20名以上で400円

障害者手帳・奈良市の老春手帳・奈良市ななまるカードをお持ちの方は本人のみ無料
※入館当日、受付で手帳もしくはカードを提示された場合に限ります

―源氏物語の時代― 平安王朝の栄華
春日大社は王朝文化の宝石箱!
春日大社には、平安時代から連綿と続く祭礼があり、また祭礼に使用する祭器具や伝統的な装束など、あらゆるところに雅やかな王朝文化が息づいています。さらに社殿に納められていた神宝類もそのほとんどが平安時代後期(12世紀)まで遡るもので、中には藤原摂関家によって当時の最高峰の技術と贅を尽くして制作されたものが数多く伝わっています。京より遠くはなれたところにあるにもかかわらず、春日大社に王朝文化がのこっているのは、藤原摂関家をはじめ皇室から篤い信仰を受けていたことがその背景にあります。
本展覧会では当社の古神宝類を中心に王朝時代の美術工芸品と、これらを現代の優れた名工たちが復元した品々をご紹介します。神宝の制作当初の姿から当時の工人の高い技術力と意匠の表現やデザインのセンスに注目してください。また工芸品のみならず競馬(くらべうま)や舞楽などの王朝文化を描いた絵画作品なども合わせて展示します。王朝時代の春日信仰の美と王朝文化の極致をぜひご堪能ください。
奈良県指定文化財 競馬図屏風は修理後初公開です。
主な展示品

国宝 若宮御料古神宝類 平胡籙 平安時代

若宮御料古神宝類 平胡籙 復元模造 現代  国(文化庁保管)

国宝 金地螺鈿毛抜形太刀 平安時代 【前期展示】

金地螺鈿毛抜形太刀 復元模造 現代 国(文化庁保管)
【後期展示】

重要文化財 古神宝銅鏡類 素文鏡 平安時代

奈良県指定文化財 競馬図屏風 左隻 室町時代 【後期展示】