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7:00〜17:00
近世には「奥の院」と称されていたこの御社の主祭神五十猛命様は素盞鳴命様の御子神で、紀伊の国へ樹木の種をもたらした樹神とされています。また境内の南端に御鎮座する当社の手前には、二つに割れた大石があります。これは鎌倉時代の記録にも見られる「伊勢遥拝石」で、この間に向けばちょうど伊勢の神宮の方角にあたることから、遥かにお伊勢様をお参りする場所です。鎌倉以降盛んになる伊勢信仰の名残と思われますが、もともとは磐座の一つとも考えられています。