日本語
ENGLISH
中文繁体字
中文簡体字
한국어
Français
6:30〜17:30
撮影:桑原英文
第一殿
武甕槌命(たけみかづちのみこと)様
第二殿
経津主命(ふつぬしのみこと)様
第三殿
天児屋根命(あめのこやねのみこと)様
第四殿
比売神(ひめがみ)様
鎌倉初期に書かれた現存最古の由緒記『古社記』には、四所神殿の創建を奈良時代、 称徳天皇の神護景雲2年(768年)11月9日とされています。藤原永手が左大臣として活躍した時代でした。
春日の神々の御鎮座は奈良朝のはじめ、平城京鎮護のため、まず武甕槌命様を鹿島(茨城県)から 奈良・春日御蓋山頂に奉遷して祭られていましたが、それから数十年後の神護景雲2年に藤原氏の血を引く 女帝、称徳天皇の勅命により、左大臣藤原永手らが現在の場所に神殿を創建して、 さらに香取(千葉県)の経津主命様、枚岡神社(大阪府)に祀る藤原氏の遠祖・天児屋根命様と比売神様の四柱を併祀したのがその始まりとされています。